銭湯へ行った少女(タマ無し三助)

1.入口の暖簾をくぐると……

部活を終えて家に帰ると、お風呂が壊れていた。
お母さんには「数日で直るから、それまでは沸かしたお湯で行水してて」と言われたが、
汗だくになった身体や髪をヤカン1つ分のお湯で洗うのは大変だと文句を言うと、
それなら近所にある銭湯に行ってこいといわれてお金をもらった。

銭湯はそう遠くは無いが、外はけっこう寒い。
しかし、たまには大きな湯船で温泉に行ったような気分でいいかも……と、
綿q氏は少しウキウキしながら銭湯へ向かった。

入口で料金を払い女湯に入った私は、目に飛び込んできた光景に仰天した。

脱衣場に全裸の男がいるのだ。

後姿しか見えず、華奢ではあるが、その体型は明らかに女のそれではない。
さらに驚いたのは、先に入っていたOL風の女性が、その男ことなど気にも留めずに
目の前で下着を脱ぎ、男に手渡していたことだ。
男はそれを丁寧に畳み、脱衣カゴにしまう。
入り口で驚いている私に気が付いたOLが私に気付いた。

「あ、この子? 三助ってやつよ。この銭湯の」

OLが言うと、男が私に気付いて振り向いた。私と男が同時に驚く。
男は同じクラスの直輝だったのだ。
クラスメイトの男子が、全裸でそこに立っている。
私は恥ずかしくて目を離そうとするが、好奇心には勝てず、
そし視線はもっとも気になる股間に戻ってしまい、チラチラと見てしまう。
だらしなさそうに、おちんちんがぶら下がってる。

 

2.安全な“タマ無し三助“

「大丈夫。この子は“安全”だから」
「安全……?」

OLの言葉に違和感を感じ、私は怪訝な表情を隠さずに聞いた。
「ほら、これ見てみて」

OLはそう言うと、直輝の股間に手を伸ばす。
直輝は一瞬動揺したが、為されるままだった。
OLの指がおちんちんの先っちょを摘み、ひょいと持ち上げた。

「なっ……何してるんです!?」
「そこからじゃわからないかな? ほら、ここよ。こっち来てよく見て」

裸のまま堂々と男のペニスをつまみ上げ、私に手招きするOL。
そんな彼女に『よく見て』と言われると、何か公然の許可を得たような気がしてくる。
そういうことなら……と、私は脱衣場に入り込み、直輝たちに近づくと、
かがみ込んで言われたように股間をじっくりと観察した。
摘み上げられた柔らかそうなおちんちん。
その根元には、シワのついた皮が張り付いていた。
いわゆる“タマ袋”だ。だが……コレは少し様子がおかしい。

「……あれ? これってもしかして……?」
「わかった? そう。この子はタマ無しなの。」

そう。直輝の股間のタマ袋には、当然そこにあるべきはずの、
タマが入っている証明ともいえる“ふくらみ”がなかった。
OLの言葉に顔を真っ赤にする直輝。
そりゃあ同級生の女子にタマ無しであることがバレるのは、
男としてこれ以上無い屈辱なのだろう。
そう言われてみると、確かに直輝は以前から男っぽさがないところがあった。

「でも、どうして……?」
「去勢されちゃったんだよねー? ここで、お母さんに」

OLがそう言って笑いながら直輝の顔を覗き込む。
直輝は今にも泣き出しそうな顔でうなずいた。

 

3.壁のパネルに……

OLが言うには今から3年ほど前、直輝は銭湯の息子という立場を利用して、
女湯を覗いていたところを見つかったらしい。

店の息子が覗きとなれば信頼問題。
責任感の強い直輝のお母さんは、二度とこのようなことが起こらないようにと、
お客さんの前で直輝のタマを2つとも抜き取って、去勢してしまったという。

「ほら、そこの壁。そのときの写真もあるよ」

OLが指差したところには壁新聞のように、文章と写真が貼り付けられた大きなパネルがあった。
『当店の三助は安心です!』という題名が一番上に大きく貼られたそのパネルには、
OLの説明どおり、直輝が覗きをしたこと、その罰に直輝の睾丸を抜き取ったこと、
そして女性客への罪滅ぼしとして、無料奉仕で三助をさせていること、
去勢済みなので安心してご利用ください、といった趣旨のことが豊富な写真付きで掲載されていた。

私はそれらの写真と文章を、ひとつひとつ読み飛ばさずにじっくり読む。
特に写真は当時の様子を鮮明に記録した、実に興味深いものだった。

暴れる直輝の取り押さえて両手両足を拘束する、裸や下着姿の大勢の女性客、
安全カミソリで切り裂いた袋の切れ目から、白っぽい2つの球状の臓器が取り出されている様子、
女性の手の上にコロリと乗せられた、切り取られた2つのキンタマ、
そして血まみれの股間で女性客に土下座する、去勢直後の直輝の様子など、
どれもまるでドラマか漫画の1シーンのような写真が並んでいた。

特に面白かったのは、パネルの最後、右下に貼られていた赤茶色で書かれた小さな一文……それと、
湯船にプカプカと2つのタマが浮かんでいる写真。
「取ったタマは湯船に入れて、この日は“キンタマ風呂”に。美容に効果あり?」
という説明を読んで、私は声を上げて笑ってしまった。

全部読み終わって振り返ると、もう風呂に入ったと思っていたOLと直輝はまだそこにいた。
OLは手にしたタブレットをチョイチョイと操作すると、1枚のメモとともにそれを私によこした。

 

4.終わるまで、ほんの数分

「興味ありそうだったから、これ、そのときの動画。あと、こっちがダウンロード用のURLね」

画面の再生ボタンをタッチすると、裸の女性客たちが次々と直輝に掴みかかり、
ギャーギャーとわめく彼を床に押さえ込む様子が再生される。
直輝はたちまち女性客に両手両足を掴まれ、“まんぐり返し”のような体勢で拘束される。
その無防備に晒された股間の前に、直輝のお母さんらしき女性が近づく。
手にはムダ毛処理に使う、ピンクの柄付きの安全カミソリを持っている。

カメラが回り込み、股間にズームする。
女性の指がタマ袋の根元に回り、絞るようにして中のタマを引っ張り上げる。
皺が伸び、ツルツルになったタマ袋の中に、2つのタマのシルエットがくっきり浮かび上がる。
その片方の膨らみに当てられた安全カミソリの刃が、スッ、スッと無造作に何度か引かれる。
徐々に切れ目が広がっていき、そこからポコンと白いタマが飛び出してきた。

指はそのタマをしっかりと引っ張り出し、
タマ袋と同じように、しかし今度は慎重にタマ本体に刃を引く。
すると白い薄皮がツルリと剥けて、中から同じ姿をしたタマが出てくる。
それをまた剃刀で切り、さらに薄皮を剥いていく……これを4回繰り返すと、
白いタマに赤い管状のものがくっついた、今までと違う姿をしたタマが出てきた。
覗き込んでいたOLが説明を補足する。

「タマってね、保護するために薄い皮で何重にも覆われてるんだって。過剰包装だよね」

つまり、これが守りを失った、むき出しのキンタマ本体ということか。
確かに摘み上げられたそれは、指の力で簡単にひしゃげ、いかにも脆く柔らかそうだ。

摘まれたタマは剃刀を持っていた方の手にしっかりと握り直され、グッと引っ張られる。
剥かれた薄皮とともに、タマと身体を繋ぐ管が引っ張り出される。
10センチくらい伸びたところで、もう一方の手で管についた薄皮を扱き取り、
剥き出しにした管を指に巻きつけると、ゆっくりと力を込めてそれを引っ張る。

管はさらに20センチほど引っ張り出され、
それまでギャーギャー喚いていた直輝の悲鳴が突如途切れ、ビクッと身体が震える。
それと同時に≪プチッ……≫という小さな音がして、
管は抵抗を失ったようにスルスルと体内から出てきた。
取り出されていく管は徐々に細くなり、最後は途切れていた。

画面に映る手は、千切り取ったキンタマを手の上に乗せてカメラに見せると、
無造作に直輝の胸元へ放り投げる。それを追ったカメラは、
これ以上ないほど大きく見開かれた目で切り離された自分のキンタマを凝視しながら、
涙を流して絶叫する直輝の情けない表情をとらえた。

カメラが股間に戻ると、画面に映る手は既にもう一方のタマを搾り、
袋に切り込みを入れているところだった。

「手際いいでしょ? お母さん、畜産科にいたんだって。
だから、こんなのブタの去勢実習とほとんど変わらないって」

スピーカーから流れる直輝の絶叫は「あ゙あ゙〜! お゙あ゙ぁ〜!!」というような、
言葉にならないケモノじみた奇声になっていた。

「そういえば、これっていつ麻酔したんですか? あまり効いてないみたいだけど……」
「麻酔? してないよそんなの。ブタの去勢もね、いちいち麻酔なんてしないんだって。
それに、これは覗きのお仕置きだしね。少しは痛い目に遭ってもらわないと」
「ああ、確かにそうですけどね。……うわぁ、それにしても、相当痛そうですね。
タマって男の人にとっては最大の急所っていうし……」
「でも、本体を直接潰したわけじゃないし、引っこ抜いただけだから、
そこまで痛くもないんじゃないかな? ……といっても、ついてないから知らないけど。
ま、自分でやったことの報いなんだから、痛かったとしても仕方ないんじゃない?」

そんなことを話しているうちに施術はどんどん進み、
画面内では2個目のタマが≪プチン≫と音を立てて千切り取られた。

押さえつけられてから、ほんの数分で去勢完了。
使うのは、普段使っている、たった1本の小さな安全カミソリ……。
直輝が去勢されたと聞いて、男としての機能を奪い去るという
取り返しの付かない大変なことをされたんだと私は同情を感じていた。
しかし、去勢という行為がこんなに簡単なものなのだと知ると、
心のどこかにあった直輝への哀れみもフッと消え失せ、
ただの“タマ無し”という滑稽な存在に思えてきた。

動画は抜き取られた2つのタマを摘み上げ、
直輝の目の前でぶらぶらと揺する女性客の手と、
去勢されたことをからかい、嘲笑する女性たちの声、
そして自分のタマを見てむせび泣く直輝の姿を映してフェードしていく。

 

5.タマ無し土下座と“キンタマ風呂”

「あとそのフォルダの中に入ってるのは、そのあとの動画ね」

画面には3本の動画ファイルが表示されていた。
私は2番目のファイルをタップした。

次の動画は、情けないタマ無しになった直輝が、女性客の足元にひれ伏して、
一人ひとり丁寧に土下座して回るという内容だった。
背後から撮られたその映像には、仁王立ちでタマ無し直輝を見下す女性客、
そしてその手前で亀のように床にうずくまる直輝が映っている。
去勢直後のことなのだろう。いまだ直輝は腰を中心にガクガクと震え、
その股間には切り裂かれたタマ袋から、点々と少量の血が滴る様子が見える。

「タマ取ったあと、チンチンも取るべきだって意見もあってね。
最初はちょん切ることになったんだけど、
さすがにそれは可哀想っていうお客さんもいてね。
それで間を取って、そこにいる全員に土下座することで
条件付きでひとまず許すことになったの。……あ、次に私が映るよ」

画面に映るOLは、土下座する直輝の頭を踏みにじって罵声を浴びせた。
直輝は床に顔をこすりつけながら、涙を流してただただ必死に謝罪の言葉を繰り返す。
キンタマを抜き取られた挙句、去勢されて血まみれの股間を晒したまま
土下座までさせられるなんて、男の人にとっては
これほど屈辱なこともないんだろうな、と思った。

「ちなみに、ちょん切れ派と許す派、どっちだったんですか?」
「決まってるじゃない。ちょん切り派よ。こっちの方が断然多かったんだけど、
結局、条件付きで許すことになったのよね」
「ああ、条件って、あれですか」
「そう。まあその後は安心だったし、今となってはよかったけど」

その後も直輝の土下座巡回は続いた。
本気で許せないのか、優越感に浸って面白半分なのかはわからないが、
確かにOLの言うとおり、大半は彼女と同様、
直輝がいくらひれ伏して詫びようと容赦はなかった。

「あ、これ、“キンタマ風呂”?」
「そうそう。これ、写真に載ってない見もののシーンがあるのよ」

最後の動画は、数名の女性客たちが湯船に入っているシーン。
カメラが水面に寄ると、小さな2つのタマがゆらゆらとたゆたっていた。

「あははは、これ、やっぱりシュール……あっ!?」

画面にニュッと入ってきた手が、そのうち1つを鷲掴みにした。
画面が引かれると、タマを握り締めて悪戯っぽく笑うOLがいた。
OLはタマを握る手をもう一方の手で指差す。
それに応じてカメラが寄った瞬間、彼女はタマを掴む手をギュッと強く握り締めた。
≪ぐちゅっ≫という音とともに、指の隙間から白っぽいものがムニュムニュとあふれ出る。
それは湯船に落ちると、ジワッと湯を白く濁らせて溶けて、すぐになくなっていった。

グニュグニュと揉むように指を動かし、
タマをすり潰していく様子をカメラはじっととらえていた。
そして中身をすべて搾り尽くして開かれた手には、
ピンクの干し葡萄のような残骸だけが残っていた。
OLはそれを水面に投げ捨てると、手を湯の中に浸けて
指にこびりついた中身の残骸を洗い流すように両手を擦り合わせた。

「潰しちゃったんですか?」
「うん。ゆず湯とか搾って果汁出した方が香りがよくなるじゃない?
ま、ほとんど興味本位っていうか、潰してみたくなっただけなんだけどね」
「へえ……潰れるタマってどんな感触なんです?」
「うーん、グミみたいっていうのかなぁ? 最初はそんな感じで弾力があるんだけど、
一度ブチッと弾けたあとは脆いよ。グジュグジュしててなんか気持ち悪いの」
「へえ……そうなんですね。あ、残りの1個はどうなったんですか?」
「私が潰したのは1個だけで、残りはあそこ」

 

6.キンタマの標本!?

OLの指差す先は、土産物らしき置物が並ぶ棚で、大小さまざまな人形やオブジェが
所狭しと並べられていた。よく見るとその隙間に、不自然なジャムの小瓶があった。
私は近寄ってそれを手に取り、中を見てみる。
薄黄色に濁った液体が満たされたその瓶の中には、
楕円球状のピンポン球のような白い塊が浮いていた。

理科室の標本のように色が抜け落ち、無機物のように生気を感じられないが、
確かにさっき写真と動画で見たのと同じモノ……直輝のキンタマだ。
去勢済みである証拠として、タマ無しの股間やパネルと同様、
タマ本体もずっとここで晒し者にされていたというわけだ。

「へー。これ、直輝のなの?」

小瓶を突き出して聞くと、直輝は真っ赤なままコクリとうなずいた。

「覗きの罰に取られちゃって?」

コクリ。

「大事なキンタマ、ここでずっと見世物にされてたの?」

コクリ。

「もう1個はこのお姉さんに潰されて、この1個だけ?」

コクリ。うなずくたびに涙が零れ落ちる。

「興味があるなら取り出して、潰してもいいのよ?
なんとなく捨てにくくて、ずっとそこに置いてあるだけだって言ってたから」
「そうなんですか? じゃあ、ここで潰してもいい?」

私はあえて直輝に尋ねた。直輝は一瞬何かを言いかけて、すぐ口をつぐむ。
かわりに、訴えかける目で私を見ながら涙をポロポロとこぼした。

「もうその子のじゃないからね。どうこう言える立場じゃないのよ」
「へえー。取ったあととはいえ、ひとつだけしか残ってない自分のタマを
目の前で潰されても何もできないんだ。そりゃ情けなくて泣いちゃうよね」

私はしばらく瓶の中に浮かぶ直輝のタマと、直輝の泣き顔を交互に眺め、
それから瓶をもとの場所に戻した。

「あはは、潰さないよこんなの。すっかり標本になっちゃってて
アルコール臭そうだし、これはこうして晒しておいた方がいいと思うの」
「まあ、そうよね。私もソレは手に取りたくないなー」

OLが苦笑いしたかと思うと、不意にブルッと震えた。

「……とにかくこの子は去勢済みのタマ無し三助だから安全ってわけ。
着替えの世話から身体洗いまで、頼めばなんでもやってくれるよ。
……じゃあ、私はお風呂入るから、またね」

素っ裸で長話をしていたOLは、すっかり身体を冷やしてしまい、
身震いして浴室へ向かった。
残されたのは私と“タマ無し三助”の直輝だけとなった。

 

7.去勢されるともう勃たないの?

「じゃあ、まず服を脱ぐのを手伝ってもらおうかな。
何もしなくても全部脱がしてくれるの?」

直輝は弱々しく「はい」と答えた。

「そう。じゃあよろしく」

直輝は、腕を楽にして立つ私の上着、シャツ、スカートと手際よく脱がせて、
丁寧に畳んで脱衣カゴにしまっていく。

「ふふ。まるでお姫様みたい」

「あの……下着は……?」

「お願い。上も下もね」

直輝は私に触れないよう慎重に腕を抱きかかえるように背中に手を回し、ブラをはずす。
それを脱衣カゴにしまうと、次はパンツに手をかけて、スルスルと下していく。
パンツを下ろすために屈んでいた直輝の頭は、ちょうど私の腰のあたりの高さにあった。
私はわざと足を外側に開くように高く上げて、股間を見せるようにパンツを脱いでみせた。
直輝はうつむき気味で視線は追えなかったが、動きで私の股間を見ているのがわかる。
同級生の男子の前で、わざと見えやすいよう女性器を晒すという挑発的な行動……
私は自分の大胆さに少しドキッとしたが、それは恥ずかしさとは少し違った。
今の直輝はタマを2個とも抜かれて去勢済み。
ここにいるのは生殖能力のないタマ無しだと思うと、やはり男とは感じられない。

「……終わりました」
「ありがと。私の裸、よく見てよ……どう?」
「はい……魅力的だと思います」

直輝はテンプレート的な回答をする。

「アソコの形はどうだった? 今、見てたでしょ?」
「……!! それは……」
「見てたのに、ココはピクリともしないね」

そう言って私は、デコピンの要領で直輝のペニスの先端を指で弾いた。

≪バチッ!≫

「はうんっ……!」
「普通、興奮するものでしょ? 私って魅力ない?」

≪ビチッ!≫

「くぅっ……! そ、そんなこと……」
「じゃあどうして大きくならないの?」

≪バチッ!≫

「はんっ……! ……ぼ、僕っ……勃たないっ……からっ……」

≪バチッ!≫≪ビチッ!≫≪ベチッ!≫……

バチン、バチン、と指で強く弾かれ、苦痛で顔を歪ませながらも、
直輝は股間を隠すこともなく答える。お客様に抵抗しないよう教育されているのだろう。

「ふーん。やっぱ去勢されるとインポになるの?」

≪バチッ!≫

「いぎっ……! は、はい……それに……」

≪ビシッ!≫

「ああ、そうだったよね。……じゃあ、お風呂入るね。
あなたもさっきの人の背中流さないとでしょ? 終わったら私もよろしく」

私はそう言い残して浴室へ向かう。後から入ってきた直輝が、
OLの身体を洗うのを湯船で温まりながら眺めていた。

 

8.“袋洗い”

「へえ〜……なるほどね……」

スポンジにボディソープをつけて身体を洗おうとした直輝に「アレでやってよ」とOLが言う。
直輝は一瞬躊躇するが、すぐにボディソープを自分の前面と股間に塗りつけて、
自らの身体をOLの背中にこすり付けて洗い始めた。

「普段は人がいないときだけお願いしてるんだけどね」
「なんだかエロいですね」
「ふふ。でも、この方が肌触りがよくてツルツルになるの」

直輝はOLの背中を洗い終わると、次は股間を擦りつけてOLの腕と脚を洗う。
そして最後はペニスを摘んで、首筋や脇など、細かいところを洗う。

「このフニュフニュと柔らかい感触がたまらないのよ。あなたも試してみたら?」
「そうですね。せっかくだから……やってもらおうかなぁ?」

直輝がOLの泡を洗い流したのを見計らい、私は湯船から出て直輝を手招きする。

「あれ、私にもやってよ」
「……はい」

直輝はボディソープを身体に塗りつけ、さっきと同じ要領で私の背中を洗い始める。
男のゴツゴツした身体でも、女の柔らかな身体でもない、
ほどよい柔らかさを持つしなやかな感触は“去勢済み”の中性ならではななのだろうか。

そして直輝の身体が上から下に滑るたびに、
鰻のような柔らかな突起物が間に巻き込まれ、ヌルリとした面白い感触を残す。
なるほど、OLの言っていた、フニュフニュとした柔らかい感触とはこのことだったのか。
三助も裸だったのは、去勢済みのタマ無し股間を見せるためだけではなく、
こういう使い方を考えてのことなのかもしれないなと、ぼんやり思った。

背中を洗い終わると、続いて直輝は私の手を取り、
「失礼します」と言って腕にまたがって股間で私の腕を洗い始める。
脚を閉じて内股とタマ無し袋の皺を押し付け、腰を前後にスライドさせる。

「ホントにタマ入ってないんだね。ふふ。シワシワの皮が柔らかくて気持ちい〜い」

直輝はこちらを向いていないが、鏡越しに何かを諦めたような、泣きそうな笑顔が見えた。

「どう? なかなかイイでしょ?」

湯船から上がったOLが、背後から私に話しかけてきた。

「はい。この感触は他の子じゃ真似できないですもんね」
「そうそう。私は“袋洗い”って呼んでるんだけど、邪魔なキンタマがついてない
タマ無し三助のこの子ならではの技よね。じゃあ、ごゆっくり」

そう言ってOLは浴室から出て行った。浴室はまた2人だけになった。

 

9.本当に勃たないの?

“袋洗い”で腕と脚を洗い終えた直輝は、ペニスをつまんで私の首筋を洗い始める。
とても柔らかく滑らかな感触は、いままで触れたことも無い新感覚で心地よい。
また、去勢された不能ペニスを、私の女体へ必死に押し付けているという様が、
どこか優越感を満たしてくれるというか、嗜虐心を刺激しているようでもあった。

「ふふ。タマ無しインポのおちんちん、柔らかくて気持ちいいね。
付いてるだけの役立たずに、使い道があってよかったね」

直輝は相変わらず泣きそうな顔で、力なく「ありがとうございます」と答えた。
使い物にならないとはいえ、脇や乳首など敏感な部分を亀頭で擦られているうちに、
私はこのペニスが本当にインポなのか、絶対勃たないのか確かめたくなってきた。

「ねえ、その柔らかいおちんちんで手を洗ってくれない?
「えっ……? あっはい……」

私が差し出した手の甲にペニスが押し付けられる。
ひとしきり手の甲を撫で付けられた後、私は掌を返した。
直輝は無言で私の掌にペニスを押し付ける。
その瞬間を狙い、私は直輝のペニスをガシッと握り締めた。

「あっ……な、何を……!?」
「まだるっこしいから自分でやるわ。何もせずおちんちんだけ貸しとけばいいの」

そう言って私は両手で包み込むようにペニスを持つと、
それを石鹸代わりにするように掌を交互に動かして擦った。

「あっ……あ……あぁ……んっ!」

直輝が情けない喘ぎ声を上げる。
私は丹念に石鹸を刷り込むように、フニャフニャと柔らかいペニスを扱き続けた。

「こっちの方が掌がきれいになるかも?」

片手でペニスを握り、適度な圧力をかけて前後に素早く擦ってみる。
つまりは完全に“手コキ”っていうやつの体勢だ。

「あっ、あひっ! ……ん……んっ……」

しかし、直輝のペニスは依然としてフニャフニャのままだった。
やはり本当にインポなのだろうか? いや、もう少し試してみよう。

 

10.おちんちんじゃなくて、ただのスポンジね

「……手はもういいかな。じゃあ、次は顔も洗ってくれる?
もちろん、そのインポのおちんちんでね」

私が手を離すと、直輝は若干荒げた呼吸を整えてから私の前に立ち、顔にペニスを擦りつけ始める。
額……こめかみ……鼻筋……頬……そして口元を洗い始めたとき、
私は口を開いて直輝のペニスを咥え込み、同時に腰に手を回し逃げ場を封じる。

「あうんっ!?」

突然の思わぬ刺激に、直輝は身体を硬直させ、情けない声で喘いだ。
私はペニスについたボディソープを舐め取ると、
腰に回した手をしっかり離さないようにして、一旦口を離してペッと床にそれを吐き出す。

「口の中も洗おうかなって」

そう言って再びペニスを口に含む。
直輝は少し逃げようとしたが、観念したのか為されるがままになった。
フェラなんてしたことないけど、なんとなくの知識でやってみる。
ペニスとはいっても、タマ無しの機能しないモノなんてペニスとはいえない。
私はキャンディーでも舐めるような軽いノリでそれを舐る。

先端をつつき、亀頭のエラの部分や裏側など、本で攻めどころと読んだ場所に舌を這わせる。

「あっ……だめ……です……」

直輝は女のような喘ぎ声を上げ、どこか気持ち良さそうなトロけた顔をしている。
だが、いくら舐めていてもペニスはマシュマロのように柔らかいままだった。

「……ぷはぁ。本当に勃たないんだね。男の子ってタマ取られちゃうだけでダメになっちゃうのね。
もうコレはおちんちんじゃなくて、ただのスポンジになっちゃったってわけ?」

唾液で濡れるペニスを指で弄びながら詰ると、直輝は

「はい……そう思ってください……」

と力なく返事をした。その面白みのない従順すぎる態度が慇懃無礼に感じ、
タマ無しなんかにバカにされたことが、私に怒りを覚えさせた。

 

11.取っちゃおうかこんなの!

「『そう思ってくれ』? バカにしてる? もうさ、取っちゃっうこんなの!?」

私はペニスを握り潰さんとばかりに、ギリギリと思い切り指に力を入れた。
「んぎゃっ!?」と直輝は悲鳴を上げる。

「壁に書いてあるの見たんだけどさ、ここで私が『勃起してましたよ』って
ウソついてもバレないよね? 私しかいないんだから、
『すぐ萎みました』って言えば確認のしようがないものね? タマ無しのくせに、
客を小ばかにする三助のおちんちんなんて切り落としちゃってもいいよね?」

「そっ……そういうつもりじゃ……!」

私の言葉に、直輝の顔がみるみる青ざめていく。
壁に貼られたパネル。その一番下に貼られた小さな文章……
そこにはくすんだ赤文字で、直輝の“誓約”が書かれていた。

『今後二度と、絶対に覗きはしません。お客様に信頼してもらうため、
金玉を皆様の前で取って頂き、一生お客様に欲情しないように去勢しました。
もし万が一、今後お客様の前でボッキするようなことがあった場合、
無節操なペニスはお客様に捧げ、どんな罰でも受けることを誓います。 直輝』

「どうする? キンタマみたいに剃刀で切り落とす? さっきみたいに口に入れて噛み千切る?
それとも……こんな風に捻じ切ってあげようか?」

私はペニスを握った手を乱暴に捻る。柔らかいそれは簡単に1回転した。

「んぎいいぃぃ! いっ、痛い! 許して! 許してください!!」
「許す? いらないでしょこんなの。どうせロクに勃たないんだし、
スポンジ代わりにしかならないなら、切り取っといた方が便利でしょ?」

さらにもう一捻り加えようと、私は腕に力を込める。
しかしその瞬間、今までにない弾力を感じるとともに指が滑り、ペニスはプルンと元通りに戻った。

 

12.ちょん切られるの想像して、興奮しちゃった?

「……あれ?」

私の捻りを振り切ったペニスは、明らかに一回り大きくなっていた。
さっきまではだらりと真下に垂れ下がるだけの死んだようなペニスだったのに、
今は生気を取り戻したようにピクピクと脈打ち、その雁首を緩やかに持ち上げている。
指先で突いてみると、先ほどまでのただのフニャフニャではなく、ほどよい弾力を感じる。

「ふふ……大っきくなったね。もしかして〜……もしかしてだけど〜?」

ペニスが息を吹き返したのに反して、直輝は青ざめ始める。

「直輝……あなたマゾなんじゃないの? 普段は我慢できるけど、
私におちんちんちょん切られちゃうの想像して興奮しちゃった?」
「ちっ、違うよ……!」

直輝の顔がさらに青ざめる。図星とは言い切れないが、少なくとも心当たりがあるのだろう。
その顔を見て、私の中にムクムクと嗜虐心が湧き出してきた。

「ふーん。違うんだ。じゃあ、試してみようか」
「えっ……?」

私は亀頭を鷲掴みにして、上に思いっきり引っ張り上げた。

「あうっ!」

直輝が腰を突き出して追いかけるが、爪先立ち以上にはどうにもならない。

「ち、千切れる!」
「別にいいでしょ? こんなの千切れたって。むしろこのまま引っこ抜いちゃった方がいいんじゃない?」

腰を突き出した直輝の股の間に、タマ無し袋が見える。私はそこを撫で回す。

「おちんちんってさ、この中に男の子なら当然在るモノが入ってないと、
何の役にも立たないんだよ。ねえ、キンタマどこに忘れてきたの?
……あっそうか、もう無いんだっけ!」

私はわざとらしくそう言ってタマ無し袋をゴツゴツと小突く。

「切り取られて……潰されて……飾り物にされちゃったんだよね?
ねえ、マゾって去勢されるときも感じちゃうの?」

苦痛と屈辱にまみれ、直輝はただ無くばかりだった。

「女の人たちに押さえつけられて、大勢の前でキンタマ2つとも切り取られて、
男じゃなくなる瞬間を撮影されて興奮しちゃった?
……あ、もしかして、お仕置きで去勢されたって聞いたけど、本当は去勢して欲しくって、
わざと捕まるように覗いたんじゃないのぉ?」

直輝の情けない泣き顔を見ていると、自分でも驚くほど残酷な言葉がスラスラと口から出てくる。
自分でもSだって分かってたけど、思ってた以上だったかもしれない。

「私も見たかったなあ。直輝が去勢されるトコ。でも、あんな簡単に取ったらもったいないよね?
私だったら、まずグッチャグチャに踏み潰して……それからタマ袋に穴をあけてね、
そこからグチュグチュになった中身を搾り出しちゃうの。
ね? 本当はそういう風に酷い去勢されたかったんでしょ?」

「あうう……あうう……」

もはや直輝はただただ涙を流して子供のように泣くだけで、否定すらしなかった。

 

13.射精できるの? タマ、もう無いのに?

私が手を離すと、直輝は股間をおさえてその場にうずくまる。
しかし、このまま解放するつもりなどない。髪を掴んで無理矢理立たせる。

「痛たたたたっ! や、やめて……」
「手をどけなさい」
「ゆ……許して……」
「どけなさい!!」

私の怒号にビクンと怯え、
直輝は恐る恐る手をどける……既にペニスは半勃ちだった。

「ほら、やっぱり。おちんちん引っこ抜かれそうになって大きくするなんて、
マゾじゃないなら何なんだっていうの?」
「ごめんなさい……許して……許して……」
「ふふ。今さら許さないよ。このまま勃起させてちょん切ってや…」
「違うんだ……許してほしいのは、怒らせたことと……ウソついたこと……」
「えっ」

意外な答えに不意を突かれて、私は直輝の髪を離す。
直輝は少し落ち着くと、恥ずかしそうにおずおずと話し始める。

「恥ずかしくて言えなかったけど、確かにボクはマゾ……っていうか、去勢されてからは
痛くしないと勃たなくて……つねったり、画鋲でつついたり……
考えたことなかったけど、確かにこれってマゾだよね……」
「……ってことは、インポなのも?」
「正確には……違うっていうか……時間はかかるけど勃つし、一人ですることもあるし……」
「えっ? 一人でするって……イくってこと? 射精、できるの!? ……タマ、もう無いのに?」
「うん。量は少ないけど、ちゃんと最後は出るよ……。もちろん精子は入ってないだろうけど、
調べたら、精液の7割は“精嚢液”っていうのらしくて、それだと思う……」
「へぇー……そうなんだ……って、えっ!? ってことは、今も性欲あるってことじゃない!?」

直輝に性欲が残っていることを知ると、急に恥ずかしくなってきて、私は咄嗟に前を隠した。

「あ……でも、女の人の裸じゃ勃たないから……」
「じゃあ何をその……オカズにしてるの? もしかして……ホモとか?」
「……えっと……その……去勢されたときのこととか……さっき君が言ってたみたいなこと?」

言いにくそうに直輝が答える。今度は直輝が真っ赤になった。

 

14.お仕置きは“切り落としの刑”ね

「……ぷっ! ホントにマゾだったんだね!」
「そう……だね……。それなのに、インポだとかマゾじゃないとか……ウソ言って怒らせたみたいで……
だから、謝らないといけないと思って……それで許してほしいって……」

直輝の実直な心が、『許して』と言ったのだ。
それはわかった……しかし、直輝がマゾであると知った私は、
さらに嗜虐心に火がついてしまった。

「……許さないよ」
「えっ……?」
「タマ無しのマゾのくせに、それを隠そうとしてウソついたのよね?
私を騙そうとしたってこと。当然、何もなしで許すわけにいかないよね?
ウソをついた罰かぁ……どんなのがいいかな?」

この程度のこと、すぐに許してもらえる……そのはずが、
私の反応が意外だったため、直輝は狼狽した。

「な……なにもそんなに怒ること……」
「怒ってないよ。ただ、お仕置きが必要って言ってるだけ。
でも、マゾの直輝にはちょっとしたことじゃお仕置きにならなそうだね」
「……え? え?」
「インポだと言って私を騙そうとした罪は、おちんちんで償うべきよね?
だから……お仕置きは“おちんちん切り落としの刑”ね」

私は口角を歪めて邪悪に微笑んでみせた。

「う……ウソだよね……? いくらなんでも、そんな……」
「あら? タマ無しのおちんちんなんて、どうせ赤ちゃんも作れないんだし、
ついてたって何の役にも立たないでしょ? いらないモノを切り落として、
ついでにお仕置きにもなるって一石二鳥じゃない?」
「あ……あ……ほ、本気……? それだけは……ホントに切られちゃったらボクはもう……」

直輝は私が本気だと気づき、腰が抜けてヘナヘナと床にへたり込んでしまう。

「オナニーできなくなっちゃう? 知らないわよそんなこと。
マゾとはいえ性欲が残ってるなら、なおさら見逃せないじゃない。
ほら剃刀持ってきなさい。一番切れるヤツがいいわよ?」
「お願い! これだけは切らないでぇ!」

直輝は私の足にすがりついて必死に泣き叫んだ。

 

15.貧弱なおちんちんなら、処刑しちゃおうと思ったけど

「離しなさいよこのタマ無しッ!」

怒声に怯んだ隙をついて、私は脚を上げると、
床に横たわる直輝の半勃ちペニスに思い切り振り下ろした。

≪べちゃ!≫

「あっっ!!」

柔らかいゴムのような、心地よい弾力を足の裏に感じた。

「このまま踏みにじって、グチャグチャにすり潰してあげようか?」

体重をかけていくと、ペニスがピクン、ピクンと脈動するのを感じる。

「……こんなことされても、まだ勃起するんだ。ねえ、それが限界?」
「つ……潰れちゃう……」
「これで目いっぱい勃起してるのかって聞いてるの!」

脚をグリグリと捻って、本気で潰すつもりで踏みにじる。
これで潰れてしまうなら、それはそれまでということ……
私は容赦なく全体重をかけた。

「あうっ! ……ま、まだです……もうちょっと……硬く……なりますっ……!!」

直輝が私の脚を抱かかえるように、すがりついたまま弱々しく答える。

「そう? これでいっぱいの貧弱なおちんちんなら、
このまま踏み潰せそうだからそのまま処刑しちゃおうと思ったけど」

私は直輝のペニスを解放した。直輝はその場で倒れ、胎児のように丸くなってシクシク泣いた。

16.こんな小さな剃刀に……

「じゃあ、剃刀持ってきて」
「……はい」

ついに直輝は観念して立ち上がる。肩は嗚咽と恐怖に震え、
前のめりの体勢で痛々しい様子で浴室奥の従業員出入り口へ消えていった。
思い切り踏みにじったときの“ゴリッ”としたあの感触……
ひょっとしたらもう潰れてしまってるかもしれないなと思った。

しばらくが経ち、もしかしたらそのまま逃げちゃったかな?
と思い始めた頃、直輝は戻ってきた。
そして、手にした安全カミソリを両手で私に差し出す。

「……錆びかけじゃない。これでいいの?」
「それしか持ってなくて……」
「へえ。古そうね」
「……あのときのだから……」
「タマ切り取ったときの? へぇー……これが……」

確かに、このピンク柄に小さな剃刀は見覚えがある。そして洗い流しきれずに血で錆びた刃……
あの写真や動画に映っていた、直輝のタマを去勢した安全カミソリに間違いない。

「前はキンタマ切り取られて、今度はおちんちん……ふふ。
こんな小さな剃刀一本に、男の子にとって大事なモノを全部奪われちゃうんだね。
……ま、直輝のキンタマもおちんちんも、その程度のモノだったてことだよね。
むしろ、忘れられない思い出の品が残るんだからよかったかも? ……それじゃ、おちんちん出しなさい」

そう言って私はただ、直輝に手を差し出す。

「ああ……」

直輝は泣き震えながらも、素直にその上にペニスを乗せた。
直輝のペニスはさっきと変わらず、半勃ち状態のままだった。
へえ、意外と丈夫なものなんだな、と私は思った。

「これで完全に男じゃなくなるね。いくよ……覚悟はいい?」

左手でペニスを握り、ピタピタと上側根元に刃を当てながら私は言った。
直輝は答える代わりに目を閉じて震えた。

グッと力を入れ、垂直に剃刀を下ろす。
当然、剃刀は横に引かないと切れるものではない。
しかし、絶対に切れないというわけじゃない。
直輝をペニス切断の恐怖に怯えさせるにはそれで十分だ。
直輝が「ひっ……!」と小さな悲鳴を上げて硬直した。

「……なんてね。まだ切らないよ。半勃ちのおちんちん切ってもつまらないし。
ちゃんとルールどおり、しっかり勃起させてぐうの音も出ないようにしてから切ってあげる。
まあ……勃起できなくても、ただじゃ済まないかもしれないけど」

 

17.“メスチンチン”

私は剃刀を床に置くと、ペニスを握りなおす。右手の小指を立てて直輝の口元に付きつけた。

「えっ……何?」
「情けをかけてあげてるのよ。挿れる前に舐めさせてあげるよ」
「挿れるって……どこに……?」
「マゾの直輝を勃起させるって言ってるのにわからない?
おちんちんに挿れる穴なんて、ひとつしかついてないでしょ?」
「……!! む、無理だよ……こんなの入らないよぉ……!!」
「無理、じゃなくて、無理矢理挿れるの。もし裂けたって、どうせ取っちゃうんだからお構いなしにね」
「ああ……そんなぁ……」

尿道に小指を突き刺される恐怖に渋る直輝。
しかし私は、今はそんな猶予を与えるほど優しくなれない。
口元から離した小指を、即座にペニスの先端に当てる。

「舐めないならそれでもいいよ。このまま裂けてもねじ込むだけ……」
「待って! 舐めます! 舐めさせてください!」

私が本気なことを悟り、直輝は私の腕を掴み上げ、小指を必死にしゃぶりだす。

「くすっ……人に指舐められるのって、くすぐったいね。
……少しでも痛くないように、たっぷりよだれを絡めるのよ」

直輝は涙を流し、震える舌で私の指を子犬のように舐め始めた。
その悲壮感漂う姿を見ていると、誘拐し犯す前の処女にフェラチオを強要する
強姦魔にでもなったような気分になり、私もさらに気分が高揚してくる。

「……もういいわね。じゃあ挿れるよ」

歯を食いしばり、身体を強張らせる直輝に微笑んで、
ペニスの先端に当てた小指を軽く押し込む。
爪が隠れるまではすんなり入ったが、それ以上は狭くて入らない。

「やっぱり狭いね。これ以上入れたらホントに裂けちゃうかな?」

指を軽く押し込むたびに直輝は顔を歪める。やはり中を責められるのは痛いのだろう。
しかし、それとは裏腹に、押し込むたびにペニスの押し返す力が強くなってくる。

「……ま、別にいいよね。裂けちゃっても」

その言葉に直輝が口を開こうとした瞬間、私は小指を捻りながら、
抉るつもりで思い切りねじ込んでみた。

≪ずにゅっ!≫

「あああんぅっっ!!」

何かを言おうとした直輝の言葉は悲鳴に変わる。
一度狭い入口を抜けてしまえば、あとは簡単だった。
ズルンとした感触と共に、私の小指は根元までペニスに埋まった。

「ほら入った。ふふ、おちんちんの処女、開通おめでとう」
「いいいい痛いぃいだいぃぃ!!」

直輝が条件反射で腰を引いて逃げようとするので、
私は握った手でペニスを思い切り引っ張りつつ、中の小指をグッと折り曲げて中からひっかけた。
このまま抜こうとすれば、爪側の尿道をザックリと抉り取ることになるだろう。

「んぎっ……っ!?」

直輝の動きが止まる。

「……んもう。このくらいで逃げないの。ここからもっと楽しいコトしてあげるんだから……」

私はそのまま小指を引っ張り、直輝を元の位置にと戻させた。

「ふふ。おちんちんの中、あったかい……」

私はゆっくりと小指を伸ばして第一関節ま引き抜く。
尿道の粘膜が引っ張られ、限界を超えてズズッと擦れる感触が指全体に伝わる。

「いっ……あ゙……あ゙……」
「痛い? 大丈夫、女の子だって初めてのときはそういうものよ」

そして再び根元までねじ込む。

≪ずちゅっ!≫

「んあ゙あ゙あ゙ぁぁ!!」

≪ずるっ……≫引き抜く。

「う……あ゙……!!」

≪ぬちゅっ、ずるっ……、ぬちゅっ、ずるっ……、ぬちゅっ、
ずるっ……、ぬちゅっ、ずるっ……、ぬちゅっ、ずるっ……≫

「あっ! あうっ! あっ……あ゙あ゙あ゙あ〜……!!」

抽挿を繰り返すうちに、滑りがよくなってきていた。
直輝のペニスが粘液を出したのと、さきほど引っ掻いた箇所が切れてたようで、
少し出血したため滑りがよくなったようだ。

「おちんちんの中、あったかくてヌルヌルで気持ちいいよ〜」

私は中で指を回したり、折り曲げて中を引っ掻き回したりして感触を楽しんだ。
自分の小指が性器になり、男を犯しているような気分になって快楽めいたものまで感じる。
しかし直輝にとっては、裂けた中身を抉られる地獄の苦痛らしい。

「ひいいい痛いぃ! ち、ちんちん壊れちゃうぅ! めちゃくちゃになっちゃうぅ!!」

それでも私を突き飛ばしたり、さっきのように逃げたりしないのは、
この苦痛も直輝にとっては快楽になっているのかもしれない。

「あはは、壊れちゃえ壊れちゃえ! こんなタマ無しおちんちん、壊れたって誰も困らないよ!」

私はさらに早く指を動かす。

≪ぬちゃっ、ぬ゙るっ……、ぬちゅっ、ぬ゙るっ……≫

「ってゆうか、もう壊れてるんじゃない? さっきまでキツキツだったのに、
ほら、もうこんな簡単に指が出入りしちゃってるよ?
おちんちんって、普通は女の子に入れるためのモノだけど……
このおちんちんは女の子に入れられちゃう専用の“メスチンチン”ね。
ふふ……赤ちゃんも作れないタマ無しくんがぶら下げるおちんちんとしては、
こっちの方がふさわしいかもね」

血と粘液がさらに増え、ヌルヌルとした感触が心地いい。
私は、本当に直輝のペニスが、入れられるための“メスチンチン”に
なってしまったような感覚すら覚えた。

「あああ! もうダメぇ! もうダメぇ! ちんちんダメになっちゃうぅ!」
「ふふ。直輝ったら、その言葉女の子が犯されてるみたい。
いっそのこと、こんなタマ無しおちんちんこのままブッ壊れてダメになっちゃえば?
それで二度と勃たなくなって勃起が収まれば切らなくて済むじゃない」
「そ、それもいやぁぁ! 抜いて! もう抜いてぇー!!」

よほど辛いのか、直輝は半狂乱で私に許しを請う。
こんな状態では、自分のペニスが今どうなっているかも気付いていないだろう。

「そう? 本当に今抜いていいのぉ?」
「抜いてぇ! 抜いてくださいお願いしますぅぅ!!」
「わかった。じゃあ、抜いてあげる……」

 

18.おちんちん処刑決定だよね

≪ぬ゙ちゅっ……≫

私は指を引き抜いた。尿道の入口はだらしなく開いたままになっていた。
その中から、ジワリと血と粘液の混ざった液がにじみ出る。

「つっ……かは……く……くっ……」

直輝はペニスの根元を掴み、衝撃を与えないようにゆっくりと跪く。

「そんなに痛かった? でも、興奮してたんでしょ?
……気付いてる? 自分のおちんちん、どうなってるかよく見てごらん」
「……? ……あっ……!?」

直輝は今までの痛みも忘れたように奇声を上げる。
尿道を痛めつけられた、いまも血と粘液を垂らしながら、ペニスは完全に勃起していた。

「勃っちゃったら……どうするんだったっけ?」
「あ……あの……」
「おちんちん捧げます、って自分で書いたんだよね? どんな罰でも受けるんだよね?
なら、これはもう、どこから見てもおちんちん処刑決定だよね。何か言い訳することある?」
「……」

弁解のしようが無いのをわかっていて、私は意地悪く聞く。
当然、直樹はただ絶望するだけ。答えることなどできない。
青ざめる直輝の表情を楽しみながら、私はゆっくりと右手で剃刀を拾い上げる。

「仕方ないよね。勃っちゃったんだから……。
欲情したタマ無し三助のおちんちんは切り落とすのがルールだもんね?」

恐怖と絶望で硬直し、動くことも出来ない直輝。
いまだ尿道が開いたままの直輝のペニスを左手で握り、断根の準備を整える。

 

19.切り落としたら二度と見れないだろうから……

「わあ……すごい、おちんちんって勃起するとこんなに硬くなるんだ。
去勢されてても本当に勃起ってするんだね。タマが無い以外は普通のおちんちんみたいだよ」

そう言いながら、私は勃起したペニスをじっくりと観察する。
左手で扱くと、ペニスはピクンピクンと脈打つように反応した。
その根元に、狙いを定めるように剃刀の刃をピタピタと当てる。

「……ま、それももう無くなるんだけど」

直輝はもう抵抗しなかった。ただポロポロと涙を流して哀願の眼差しで私を見るその姿は、
絞首台に括られて、あとは刑の執行を待つだけの囚人のようだった。

「覚悟はいいみたいね。それじゃ、ひと思いに切り落としてあげる……せー……のっ!」

掛け声とともに、私は右手に力を込めて勢いよく振り抜く。

≪シュッ!≫

「んああぁぁぁぁぁ!!」

直輝が悲鳴を上げながら仰け反り、そのままビクンッ!! と硬直する……
……そのまま何秒かが過ぎた後、直輝は不思議そうな表情で目を開き、
おずおずと自分の股間を確認した。

「あ……あれ……?」
「あはは、驚いた? 切る直前にね、剃刀を裏返したの。だからまだおちんちんは切れてないよ」

直輝は硬直を解き、心底安堵した表情でため息をついた。

「ちょん切る前に……ひとつやり残したことがあったからね」
「やり残したこと……?」

“ちょん切る”という言葉に一瞬怯えつつも、
直輝は先ほどより少し緊張を解いた声で聞き返してきた。

「さっき、タマがなくても射精するって言ってたでしょ? それって、すごく不思議じゃない!
切り落としたら二度と見れないだろうから、その前に見ておかなきゃね!」
「え……射精……?」
「そう。射精。見せてくれるよね?」
「……射精したら、切らないでくれる?」
「え? もちろんちょん切るよ。勃起したくせにまだそんなこと言ってるの?」
「それは……」
「よかったじゃない。取られちゃう前に、最後に射精できるんだよ?
それとも、射精するとこ私に見られるの恥ずかしいから、すぐ切って欲しい?」
「……」

明らかに動揺する直輝。これだけペニスを弄ばれ、辱められたというのに、、
射精する瞬間を見られるのはまだ恥ずかしいものなのだろうか?
いや、そうではなく“射精すればペニス切断”と“射精を断ればペニス切断”という、
どちらも絶望的な究極の二択に答えが出せないというのが正解だろう。
しかし私は、直輝の意見を聞く気なんて最初から無い。
答えを待たず、剃刀を左手に持ち替え、右手でペニスを扱き始める。

 

20.タマ無しペニスなんかに馬鹿にされてる?

「あっ……ダメっ……!!」
「ダメ? 何が? わかってないのね。これはもう直輝のおちんちんじゃないの。
勃起したらおちんちんを捧げます、って誓ったんでしょ?
だから、さっき勃たせた瞬間から、このおちんちんの所有者は直輝じゃなくて私。
私のモノをどうしようが……ちょん切ろうが射精させようが私の勝手でしょ?」

直輝は何かを言おうとしたが、私は無視した。
前に女友達同士で見たエロビデオを思い出して、見よう見まねの手コキをしてみる。
硬くなったペニスをただ扱くだけ……それだけでペニスは熱く脈動を強めて、
直輝は顔を真っ赤にして息を荒げる。男の子って簡単なんだな、と思った。

これなら簡単に射精させられるな……と思ったが、
しばらく扱き続けてもなかなか射精する様子はない。

「なかなか出ないね……そうだ、もしちゃんと射精できたら切らないであげる。
おちんちんが大事なら頑張ってイキなさい」
「ほ……ほんと……? ……ぉ……んっ……」

それを聞いて、直輝は必死に射精しようと集中し始める……が、
それに反してペニスの勢いは徐々に弱まっていくように見えた。

「あれ……どうしたの? さっきより柔らかくなってない?」
「や……やってるんだけど……あれ……あれっ? んっ……!」

私が手コキしてやっているというのに、その最中に萎み始めるなんて!
タマ無しペニスなんかに馬鹿にされたような気がして私は怒りを覚え、
剃刀を持つ手で亀頭を掴み、一切の手加減なく思い切り絞り上げた。

≪ギチッッ!≫

「んびゃっ……!?」

突然の苦痛に直輝の顔が歪む。

「もしこのまま萎ませたりしたら……酷いからね! 切り落とすだけじゃ済まさないよ?
先っぽから細切れのみじん切り……ズタズタに切り刻んで、湯船にぶちまけるからね!
キンタマ取られたときみたいに、ただの入浴剤にしてあげる!」
「あっ、あっ……あが……!!」

 

21.射精したら一巻の終わり……

直輝の顔が再び硬直……それと同時に、
ペニスにドクンと脈動が戻り、亀頭を捻る私の左手を押し戻す。

「……!?」

……そうだ、うっかり夢中になってしまい、つい忘れていた。
そう……そうじゃないか私!

「ま、待って! ボク頑張るから……」
「……ククッ。そうか〜……そういえば……逆だったんだよね……」

そう言って私は肩を震わせて笑いをこらえる。

「……えっ?」
「さっきさ、射精したら切り落とさないって言ったけど……あれ、やっぱナシね」
「えっ……!?」
「考えてみたら、射精するの見ちゃえば、もうこのおちんちんに用は無いしね。
タマ無しおちんちんの射精ショーを見終わったら、ココから切り落とすね」

私は扱く手を止めずに、ペニスの根元に剃刀をトントンと当てる。

「そんな……イけたら切らないでくれるって言っ……」
「気が変わったの。じゃあこうしましょう。射精を我慢できたら切らないであげる」
「そんな、いきなり……」
「あら? 頑張っても射精できなかったんだから、むしろ簡単でしょ?
それとも今すぐ切り落としてもいいんだけど?」
「ひっ……ご、ごめんなさい……」

……そう、これでいい。思ったとおり、直輝のペニスはみるみるうちに硬直を増していく。

「……ふふ。どうしたの? さっきより元気になってるけど。
わかってるの? 射精したら一巻の終わり……大事なおちんちん、
ココから剃刀でスッパリ切り落とされて、二度とオナニーも出来なくなっちゃうんだよ?」
「あ……ああぁ……言わないでぇ……」

やはりマゾの直輝にとって、苦痛こそがご褒美、
ペニスを去勢される恐怖こそが極上の興奮剤……否が応にも勃起と射精を促すのだ。
私は手コキをしながら亀頭に噛み付いたり、剃刀の柄で尿道を穿りつつ言葉責めを続ける。
直輝の興奮はさらに高まっていった。

 

22.これでおちんちんともサヨナラね

「……ピクピクしはじめたね。もうすぐイくんじゃない?」
「ああ……だめぇ……だめぇ!!」
「ふふ。最後の射精ね……ほらほら、イッたらおちんちん切り落としちゃうよ?
この剃刀で、根元から、ギコギコとゆっくりね……それでもイくのぉ? イッちゃうのぉ?」
「あっ……ああっ! だめっ! でも止まんない! 止まんないよぉ!! 
助けてぇ! 出ちゃう! 出ちゃうぅ!!」

直輝がビクン、ビクンと痙攣する。
それに合わせてペニスの先からドロリと白い粘液が流れ出てくる。
尿道が緩んでいるせいか、それとも去勢の影響かはわからないが、
射精には勢いはなく、だらだらと漏れ出すように精液が垂れるだけだった。

「あんっ……あ〜あ、出しちゃったぁ。これでこのおちんちんともサヨナラね」

私の言葉に、直輝はビクンッとひときわ大きく痙攣し、残った精液をすべて吐き出す。
タパッ、タパッと音を立てて床に落ちる精液。
確かに量は少ないような気もするが、その分粘度が高く、濃いようにも見える。
直輝の痙攣がおさまり精液を出し尽くしたことを確認し、根元から亀頭へ向けて何度か扱き上げ、
尿道の中に残る精液を全て搾り出してから私はペニスから手を離した。

「へえ〜、タマ無しのくせに、本当に射精できるんだね。……で、これが種無しの精液?」

指で掬ってみると、あまりヌルヌルはしておらず、
あんかけのようにトロみがかった液体といった感触だ。
匂いをかぐと、ほんのりと甘い匂いがする。舐めてみたが甘味はなく、
少ししょっぱくてヒリつくような不思議な刺激があった。

「ねえ、これってさ、去勢する前と比べて、精子入ってない以外の違いってあるの?」

快楽の余韻で朦朧としつつ、後悔と恐怖に震えていた直輝は

「量だけ……だと思う……」

とだけ答えるのが精一杯のようだった。

「へえ」じゃあ、普通の射精もこんななんだ、と私はぼんやりと思った。

 

23.いらないおちんちんはこれかな〜?

「あの……本当に……切っちゃうの……?」
「ん? そうだよ。そんなモノちょん切っちゃわないと。
勃起もするし射精まで出来ちゃうおちんちん残しといたら、
せっかくキンタマ抜いて去勢までしたのに意味がないじゃない。でしょ?」
私は剃刀を握りなおして直輝に見せ付ける。

「ふふ……いらないおちんちんはこれかな〜?」

私は直輝のペニスをつまみ上げる。

「……」

直輝は何も答えなかったが、抵抗する様子もなかった。

「ようやく観念した? ま、仕方ないよね。勃起もしちゃったし、
射精も我慢できなかったんだから切られて当然だもの……ね?」

屈服した直輝を、私はさらに言葉で追い詰める。

「それにしても、小さな剃刀ね。いくら切るのが直輝のタマ無しおちんちんといっても、
こんなんじゃ切るの大変そう。何度も何度も切りつけて……少しずつ……
少しずつおちんちんの肉を削ぎ落とすように切らないと……きっとすごく痛いんだろうね」

私は剃刀の腹で、直輝の萎んだペニスを撫でながら直輝を詰り、
往復した刃が根元に戻ってきたところで、いよいよ切り落とすため刃を立てる。

「いくよ。完全に男の子でなくなる心の準備はできてる?」
「……」

直輝は返事の代わりに、大粒の涙を流し、懇願するような目で私を見つめる。

「……いいみたいね。じゃ……」

私は左手でペニスを引っ張りつつ、剃刀を持つ手に力を入れる……いよいよ……今度こそ……切る!

そう決意して剃刀を引く瞬間、急に私の意識にブレーキがかかり手が止まる。
勢い余ってペニスの根元、上の皮一枚は切れてしまい、直輝がビクッと震えた。
剃刀の当たる場所からはジワリと血がにじみ出ている。

 

24.“私のおちんちん”

なぜ私は刃を止めたのか? ブレーキの理由は直輝への哀れみではない。
このまま切ってしまうのは“もったいない”と思ったのだ。

「うーん……やっぱやーめた」

私は剃刀をペニスから離す。

「えっ……!?」

直輝は今までで一番驚いたように、目を丸くして私を見る。

「どうして……?」
「なんか白けちゃった。こんな萎んでフニャフニャのおちんちん、
切り落としてもつまんないなーって」
「それって……また勃たせればいいってこと……?」
「……あはは! 勃たせてくれるの? 切られたかった?」
「そ、そうじゃなくて……さっき出しちゃったし、当分は無理だから……」
「そうなんだ。やっぱりタマ無しのおちんちんってだらしないのね」
「じゃあこれ、とりあえず返すね」

私は剃刀を直輝に返した。

「……許してくれるの?」
「今日は、ね。また今度、最高の状態のときのおちんちんをちょん切ってあげる」

私はすっかり冷めきった身体を温めなおすため、直輝を置いて湯船に飛び込んだ。

身体を拭かせ、服を着せ付けさせながら、私は直輝に告げる。
「そのおちんちん、もう直輝のモノじゃなくて、私のモノだからね。
今日は預けておくけど、いつか必ず切り落としてやるから。私がその気になれば、
そのおちんちんはいつでも切り落とせること忘れないでね」

そう言って、私は亀頭めがけてデコピンをくらわす。

≪ピシッ!≫

「つっ……! は、はい……肝に銘じておきます……」

直輝は一瞬身体を折り曲げながら答える。

「じゃ、またね。私、しばらくここに通うから、明日までに“私のおちんちん”治しておいてね。
勝手にいじったり射精したらダメよ?」
「はい……」
「もし勝手なことしたら、マゾでも耐えられないくらいめちゃくちゃに切り刻んでやるからね」

そう言い残して私は銭湯をあとにした。

 

25.親友の裕子

次の日になって、直輝は普通に登校していたし、
(ただ、やはり痛みが残るのか、心なしか歩き方が変な気もしたけど)
そもそも以前から絡むことなかったので、下校までお互いに知らぬ顔をしていた。

そして私は部活を終えて家に帰ると、すぐ銭湯に向かった。
今日は雑貨屋で、かわいい小瓶を買ってきた。
直輝のペニスを切り落としたら、これに入れて持ち帰るつもりだ。
もっとも、その日がいつになるのかは、私にもわからない。
今日かもしれないし、来月かもしれない。
でも、それほど先の話にならず、私は直輝のペニスを本当に切り落とすつもりだ。
それは彼が誓いを破った当然の報いであり、切り取って然るべきものだ。
その大義名分を掲げ、私は一人の男の最も大事な器官を奪い取るという、
めったに体験できないであろう去勢というサディスティックな愉悦を味わってみたい。

ペニスを失う瞬間、直輝はどんな顔をするのだろう?
切り落としたペニスを入れた小瓶はどこに保管しよう?
ペニスのない直輝を、銭湯の女客はどう見るだろう?
……そんなことを考えているうちに銭湯にたどり着く。
入口の前で、待ち合わせていた裕子が手を振る。

「お待たせ!」
「寒い寒い! 早くおフロ入ろ!」

裕子は震えながらそう言って、寒気から逃げるように銭湯の暖簾をくぐる。
私もそれを追って銭湯に入る。

幼馴染で教室も部活も一緒の、親友の裕子。
実は昨日帰宅してからも私は興奮冷めやらず、
PCで例の動画をダウンロードし、それを何度も再生して眺める傍らで
裕子とメッセしていたのだが、その際にうっかりメッセンジャーに
動画ファイルをドロップしてしまったのだ。

*****************
*ファイルを送信しました
「わ! なにこれスゴイ! タマタマ引っこ抜かれた!」
『ごめ、誤爆!!! 忘れて!』
「これ本物?」
『本物』
「すごーい! 面白いじゃーん! 私グロいの好きだし。他にないの?」
『あるけど』
「はよ」
*ファイルを送信しました
*ファイルを送信しました
「なーんだ、ただの土下座じゃん」
「タマタマないwww さっきの子かwww
「タマ取られた挙句に土下座とかマジ悲惨w この子何したの?」
『覗きの罰で去勢の刑。んで2番目のがちんこ切断免除のために土下座してるとこ』
「自業自得www タマ抜かれてざまぁwww」
「でも生ぬるい! 私なら土下座しても絶対許さないね!」
『切っちゃう?』
「切るね! それで人体標本みたいに固めて飾るねw」
「あー私もタマタマ引っこ抜きたーい!www」
「チンポ切ってみたーい!」
『切ってみる?』
「どんとこーい! ってか誰のをよwww」
『クラスの男子とか』
「いいねー。覗きとかしたら、私も冗談抜きでタマ潰してチンポ切るね」
『動画の男とか』
「こいつのマジ切りたい。土下座で許してもらえたなんて甘すぎる!」
「3つ目の動画みよっと」
「タマ浮かんでるwww ウケルwww」
『キンタマ風呂だってさ』
「潰したwww このおねーちゃんwww」
「あれ」
「この人近所の海川さんじゃない?」
「潰した人」
『名前は知らない』
「知らないか」
「ってゆーか、これ直輝!?」
『当たり』
「え? え?」
「電話する」
*****************

こんなやり取りがあって、私は電話で銭湯でのことを裕子に話すことになった。
直輝が去勢済みなこと、銭湯でタマ無し三助をしていること、
そして、直輝がマゾであることに気付き、勃起させたこと、
誓いを破った直輝は、ペニスを切断しなければならないこと……
ドン引きされるかもしれないと思いつつも、
根掘り葉掘り聞いてくる裕子にウソもつけず、
私はすべてのことを話した。

裕子の反応は意外だった。
覗きの罰に去勢は当然、ペニスも切り落とすべきという
彼女のメッセでの会話は本心だったらしく、
銭湯でのことを非常にうらやましがり、
自分も直輝のタマ無し姿を直接見てみたい、
壊れようと好き放題できるペニスを甚振ってみたいから、
自分も銭湯に行くと言い出してくれたのだ。

 

26.チンポ切断は来週の水曜日!

「おぉ〜……ホントだ。なんにも入ってない」

裕子は自分の裸体を隠しもせず、直輝のタマ無し袋を興味深そうにいじり倒して感心する。

「……で、こっちが処分の決定してるチンポかぁ……ねえねえ、コレ、いつちょん切るつもり?」

直輝のペニスを摘み上げながら裕子が振り返る。

「ん〜……いつでもいいけど」
「なら、今日……ううん、来週の水曜ね! 部活と教室で、私たち以外のサドい子も探してさ、
みんなの前でちょん切って、直輝が男じゃなくなる瞬間を見てもらうの!」
「……いいね、それ。じゃあ、明日みんなの予定聞いてみようか」
「よし! それじゃ決まり! 直輝のチンポ切断は来週の水曜ね!」

あっという間に、目の前で完全去勢執行日が決められた直輝は、
裕子にペニスをつまみ上げられたまま、目に見えるほどにガタガタと震えだした。
今度はみんなを呼ぶから、決まってしまえば私の気まぐれで先延ばしにはできない。
その日が来れば確実に切り落とされることを直輝も理解したのだろう。

「今さら震えてるの? 覗きしたときはタマタマだけで許してもらえたのに、
約束破って勃起したんだから、チンポ取られるのも当然でしょ?
チンポ切り落とされて完全に男の部分なくなるの、クラスのみんなにしっかり見届けてもらおうね」

裕子のノリに便乗して、私も追い打ちをかける。

「じゃあ、そのときは2人で一緒に切ってみる?」
「え? いいの? だってチンポ1本しかないのに」
「2本にすればいいのよ。先っぽから根元まで、剃刀で縦に切り裂いて2本にするの。
それで私と裕子で、片方ずつ切り取るってのはどう?」
「なにそれ頭いい! 私もコレ、切れるんだぁ……直輝もいいよね?」 #去勢SS
「直輝に聞く必要はないよ。そのおちんちんは私のなんだから。
2本に裂こうが切り刻もうが、どんな風にするか私が決められるの。そうだよね?」

直輝は奥歯まで震えてうまく返事が出来なかったが、
代わりに“私のペニス”がそれを肯定するかのようにムクムクと反応した。

「そっかー。じゃあいいよね。……あはは、ごめんね〜。私が混ざったばっかりに、
めっちゃ痛そうなお仕置きになっちゃったね〜。……って、あはは!
大っきくしちゃって喜んでる! ホントにマゾなんだね」

裕子が嘲りながらペニスに爪を立てて、敏感な亀頭を乱暴に掻き毟る。
直輝は悲鳴を上げて……怒張を増す。

こうして今日も、裕子と一緒に直輝のペニスを嬲り倒して銭湯をあとにする。
切断まで1週間弱……直輝はどうやって自分のペニスとお別れするまでの日々を過ごすのだろう?
私はその日まで毎日銭湯に通って、在りし日のタマ無しペニスの感触と
強制射精遊びを裕子と一緒に楽しむだけだ。

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